2007年08月07日

顎の骨に人工の

インプラントとは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する最先端技術です。インプラントは「第2の永久歯」と呼ばれています。人工歯根材料はチタンというもので、骨と強く結合する性質を持っています。その為、自分の骨と人工の歯が強く結びつき、自分の歯と同じようにしっかりと咬むことが出来るのです。インプラントに限らずブリッジや義歯でも、それらを埋め込んだり、作ったりすることが重要ではなく、いかに全体のかみ合わせを元の自然な状態に戻すかが重要な課題だそうです。今や美容歯科もいろいろあります。
インプラント治療後にかみ合わせの状態非常に悪くなるような場合は、それらのかみ合わせを治すためにその周りの歯も再度治療しなければならなくなるといった非常に手間と時間のかかる場合もあるそうです。それらを無視すると失敗の可能性が非常に高くなってしまいます。一回の治療時間は30~120分くらいが一般的で、インプラント治療の本数にもよりますが治療期間は大まかに見て2~4ヶ月くらいだそうです。
I.T.I. インプラントはスイスで開発されたインプラントで、一回法のインプラント。インプラント体が短め、表面がざらざらしており、酸でコーティングされているため、オッセオインテグレーションの強度は高いそうです。治療期間は短めで費用も比較的安いそうです。ブローネマルクインプラントはスウェーデンで開発されたインプラントで、二回法の代表的インプラントです。インプラント体が長めで、表面が研磨されているため、オッセオインテグレーションの強度は低かったが、最近TiUniteの酸化層を加えて強度を高めた製品もあるそうです。
すべて自費(保険外)診療になり、決して安くはないインプラント治療、人任せにはせず、自分自身で決断しましょう。インプラント治療前に先生に聞く事柄としては「使用されるインプラントの素材や詳細 」「埋め込み手術時、手術後のリスクや事故の可能性」「インプラント治療を行うことのメリットやデメリット注意点」「治療期間」「費用」不明な点があれば、十分納得するまできちんと説明を求めましょう。高価なお金を払うのです、歯科医と十分話し合い納得したうえで治療を行うことをお勧めしたいと思います。



Posted by 健太 at 14:48

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